アルナ車両株式会社
      みずみずしい心を持ち続け人と環境にやさしいものづくりにチャレンジします

車両事業


人と環境にやさしいのりものをめざして

アルナ車両は、蓄積した技術力と信頼性で、LRV・路面電車をつぎつぎに開発、製造しています。
最近、日本でもヨーロッパと同様に、バリアフリー対応の超低床LRVが求められるようになり、アルナ車両は独自の発想とチャレンジスピリットで、2001年、初めて純国産の超低床LRV「リトルダンサー」シリーズを開発、製造いたしました。乗降口にステップがないユニバーサルデザインで、人に優しく快適な移動空間を提供するこの超低床LRVは、既に全国各地で活躍しています。  
当社は、これからもLRV・路面電車製造のパイオニアとして業界をリードし、快適でフレンドリーな公共交通システムの構築を目指して、今後更に「リトルダンサー」シリーズの開発、製造を続けていきます。
車両事業のもう一つのコンテンツは鉄道車両の改造・リニューアルです。車両製造で培った技術により、設計から施工まで一環したマネージメントを行い、内装・外装のリニューアルから先頭車化改造、機器更新まで、さまざまなニーズにお応えしています。
また、小型客車等の特殊車両の新造、改造、修理も行っています。

 

整備事業


質の高いメンテナンスでお客様に安心と満足を

現在の鉄道には、ただ移動する手段だけでなく、快適さ、乗り心地のよさが求められています。快適さの条件として、特に車内の空調は欠かすことができません。また、座席の座り心地も、満足していただける移動空間の重要なポイントの1つです。整備事業では、鉄道を利用されるお客様の「快適さ」を満たすため、車両用空調装置や座席のメンテナンスを通じ、心地よい車内環境作りを目指しています。
クーラーのメンテナンスにおいては、フロン回収再生装置を用いて、フロンガスを安全に回収し、地球環境に配慮しています。座席のメンテナンスでは、表皮材や枕カバーの張替えにより、いつでも座り心地の良い座席を提供しています。
また、近年では鉄道車両の安全運行に関わる主電動機やパンタグラフ・戸閉装置等の重要機器整備を通じて輸送の安全確保にも貢献しています。
このほか、整備事業では、磁粉探傷による非破壊検査、車両間転落防止装置の製造なども行っており、安全性、快適性を追求しています。